車上生活で本を書く 青井硝子のケイトライフ

軽トラック上に家をDIYして車上生活する方法や、住所不定のままお金を稼ぐ方法、小説家になる方法などを記録していきます。普段は川原でBライフ的田舎暮らしをしたり、都会の駐車場にモバイルハウスで生活してます。ノマド生活や肩肘張らない起業に興味ある方はぜひ。

ダム安定。ダム湖の周辺施設の使いこなし方について

ダム安定。

公的資金がドバドバ垂れ流しになっているのかどうかは知らない。
しかし誰でも使ってよい施設が、道の駅、公園、第二公園、山岳拠点ログハウス、とあり、なおかつ更にダム湖を詳しく知るための図書室まであるなんて。
さらにこの施設の二階には和室と洋室とシャワールームと給湯施設まであり、聞くと何年か前までは一見さんにも開放してくれていたらしい。これはもう過去ドバドバ垂れ流しになったのだろう以外に考えられないではないか。

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「ご不明な点がありましたらお電話ください」と内線電話があったので、早速受話器を上げて「パソコン持ちこんで使ってもいいですか?」と聞くと「いいですよ」と快い返事があった。

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ありがたいかどうかはマクロ視点で見るとちょっとどうかと思うが、ミクロで見るとありがたい以外の何物でもない。
あるもんは使わんともったいない。生まれる前の事に口は出せんよ。

というわけで甚平姿でフンフンと軽快にパソコンを使用していた。
実に一日中していた。
wifiは残念ながら通らなかったので、ずっと書き物をしていた。
メシに一回帰って、水浴びに一回外へ出て、その他はずっとここでパソコンに向かっていた。

二日目も同じようにカタカタパソコンを鳴らしていた。
開館時間が分かったから、朝から晩まで入り浸った。
人は自分以外には一人、クロネコの運ちゃんがソファで一時間寝ていったっきりだった。

しかし、三日目の午後になると様相が一変。
今まで誰も入っていなかったその部屋に40人くらいの中壮年男性がドカドカと入ってきて、備え付けのテレビで何やら30分くらいダムの説明を受け、質疑応答を行い、その間じゅう私はずっと擦り切れた甚平で、なにやらえらい場違い感を醸し出してしまっていた。

……いや、先住権は私の方にあるはずだ。場違いなのは40人の方だ。


そして嵐のように彼らが立ち去っていった直後、二階から男性が二人降りてきて、

「すみません、ここで充電なさるのはちょっと……」
「え? いや、上の方にパソコン使っても良いと許可は得ていますよ」
「いや、私どもがその上の方です」
「あ、そうですか」
「確かにパソコンも資料も自由にお使いいただいて構いませんが、充電だけはお控えください」
「アッハイ、わかりました。なんか大変ですね(電気作ってるとこが10Wくらいでケチケチすんじゃねーよ)」
「(苦笑)ええ、お願いしますね(なんだこいつ本当に分かってんのか)」

なごやかに終了。しめやかに爆散。

というわけで、充電だけは車の方でやれってこった。
まあ、冷房をタダでひねもす独占できるという状況自体は変わっていないので、まあ読書の方に切り替えて居座り続けてみますか。


なんか微妙に納得いかないので、暴露話でもしてしまおう。


実はこのベースキャンプ地近くにムニャムニャ鉱泉というのがあり、(本人希望で名称をぼかします)
そこは昔ながらの有名な温泉が湧き出していて、有名な戦国武将が傷を癒す為に使われたらしい。

ずっとうんこ水を頭からひっかぶっているのも何なので、温泉を求めてそこまで軽トラでさまよってみたのだ。
ナビには確かに温泉旅館みたいな感じで表示されているのに、行けども行けども見当たらない。
地元民に聞きまくってようやくそれっぽい建物を見つけたと思ったら、何年も前に閉館したとのこと。
そこにいた一人の老人にそう告げられた。


そこはずっと家族経営で温泉宿を経営していたのだが、
ものすごく山深いところにあるので車で来るのも一苦労。歩きならいわずもがな。客が来ない。
なので、お年を召されてからはその老人、ハシむにゃむにゃさんに二束三文で売り渡してしまったらしい。

今ではその方がご自分とその妻の病気を癒す為だけにその鉱泉を使っていて、保守管理もしているそうだ。
で、そのご老人ってのが、その伊那のダムを誘致した当時の議員と昵懇の仲で、裏の話も色々聞かせてもらった。

まず地名。非持(ひじ)。

もうこれだけで察してもらえるかと。
ここをダムに沈める。その代わりに回りの集落にべらぼうな。

……日本国としても水がめは必要で、しかし村一つを犠牲にしなくてはならず、ではその村は、となったときに。

……で、それを誘致し、断行し、地域を様々な手段で黙らせた議員。


今でもそのご老人の通帳には、一千万単位の金がごろんと転がってくるそうで。(そのからくりだけはどうつついても教えてくれなかった)
嘘か本当か、そこの掛け軸は150万するとか、その隣は90万まで値切ったとか、壺は300万だとか、三谷幸喜の映画の舞台にさせてくれという話を一度お遊びで蹴ってみたとか、その時の青ざめた市の観光担当の顔がどうとか、押しかけてきたキャスト・カメラマンの中に超有名女優さんがいてめちゃくちゃ接待してくれたとか、出来上がった映画がこちらだとか、二時間映画なんだけど見るかいとか、ここここ!ここが今いる部屋で、大道具さんがビス穴一個残さずに改装してくれて……。
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『昼前についたはずなのに話を聞き終わったと
               思ったら夜10時になっていた。』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
          おれも何をされたのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…

長話だとか暇だったとか
     そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

で結局例の温泉自体は味わえなかったぜ…




あ、おはぎとスイカおいしかったです。ありがとうございました。ハシむにゃむにゃさん。
本が出ましたら約束通り写真を添えてポストに入れておきますね。
何年後、何十年後になるかはわかりませんけれども。
多分ご期待に添えずラノベになると思いますけれども。
また避暑で偶然会える事を楽しみにしています。



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