車上生活で本を書く 青井硝子のケイトライフ

軽トラック上に家をDIYして車上生活する方法や、住所不定のままお金を稼ぐ方法、小説家になる方法などを記録していきます。普段は川原でBライフ的田舎暮らしをしたり、都会の駐車場にモバイルハウスで生活してます。ノマド生活や肩肘張らない起業に興味ある方はぜひ。

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SuMiKa主催の虎ノ門小屋展示場2

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こちらは「みんなでつくる、小さな暮らしの実験場」と銘打たれた小屋。
全体像を取り損ねたので中身だけ。

表札がレゴで作られていて、内装は細かく刻まれた廃材木。
ボランティアの方たちで作られたそれは、古びたトタンと廃材がとても独特の雰囲気を醸していた。

これこれ、こういうのでいいんだよ。


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窓などもボランティアの方が廃材を貰ってもってきてくれたらしい。
年季が入っている。


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ドアには民家のフローリングが使われており、傷がいいかんじ。


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ロフトには転げ落ち防止用の柵が木の枝で作られており、頭をごちんと打ってしまった。
痛いけどいい感じ。このアイデアは拝借させてもらおう。


ただ、修羅の国の友人はこれでも納得しない。
彼によると「ボランティア(笑)の労働力(笑)に普遍性なんてあるわけなかろうもん」とのこと。
さらに「廃材なんて手に入れにくいもん使って、こんなもん自己満足の域を出ないくさ」とも言っていた。
彼は炭鉱出身で、その炭鉱が閉鎖される時に出た廃材をフルに使ってできたバラック小屋で生まれ育ったため、こういうものにはうるさい。


座って話を聞いてみると、どうやら

・基本骨格がただのツーバイフォーで100万円以上する
・廃材はひっつけただけ
・普遍性がなく、人脈すらない貧民が同じものを作るのは難しい

だってさ。確かに。


ここの論点は中国の3Dプリンタで作られたハンコ家と比べてみるとよくわかる。

前回の小屋比較では、寒暖、容易さ、安さ、カビなどの項目を書いたが、このボランティア小屋を見て思い知るのは「誰でも少人数で建てられるか否か」だと思う。
他人の思いを変えるには、ひいては世界を変えるには、それをパッと見て聞いて「お? もしかしてこれは自分でもできるんじゃないか?」と思わせられなければダメだ。

前提条件として日本は、

①絆が希薄
②ゴミは国に管理され、一般人の手には容易に入らない
③経済がぐるぐる回っており、回す事を強要される

という三つの点がある。


実験としてこの小屋はうまく行ったと思う。この隠されていた前提が浮かび上がったのだから。
よって今後小屋を作るには、

①ボランティアは使わない(労働資源は自分一人)
②廃材はあれば使うが必要以上に使わない(収集コストの方が上回る)
③ホームセンターにあるものだけで作る、もしくはコンテナハウスのような規格品を作れる会社に丸投げする

という方針ができた。

……エコでミニマルを突き詰めた例を見て、その闇の深さを思い知ってしまった。



この小屋群は反面教師だ。
見るごとに、徐々に浮き彫りになっていく条件がある。
それは未来だ。
それも明確な形の。


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