車上生活で本を書く 青井硝子のケイトライフ

軽トラック上に家をDIYして車上生活する方法や、住所不定のままお金を稼ぐ方法、小説家になる方法などを記録していきます。普段は川原でBライフ的田舎暮らしをしたり、都会の駐車場にモバイルハウスで生活してます。ノマド生活や肩肘張らない起業に興味ある方はぜひ。

2015年03月の記事

海の幸をほおばる。

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とりあえず採れた。
すげぇ。フジツボってこうなってたんだな。
大きなものは3~400円で市場に並んでるのみたことがあるけど、直接食べるのは初めてだ。

あとはツブ貝。
地方によってどの貝をツブ貝と呼ぶかはけっこうばらつきがある。
青森市のほうだとでっかい握り拳くらいあるカタツムリみたいなやつをツブっていうけど、大間だと(同じ青森県でも)こういう親指大くらいの大きさの貝を十把ひとからげにしてツブという。

ようは食える貝は全部ツブだ。
多分そういう認識で間違いない。


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だしが取れるかなーと思って煮干しと一緒に煮込む。
もちろんパスタも一緒に。

圧力鍋で調理するから時短になるし、なによりパスタがもっちもちの食感になる。
オートクレーブの役割も果たすから変な菌に冒されなくてすむってのもでかい。


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接写。
いきなり真水に放り込んだからびっくりしているのか、ピッタリ殻を閉じて出てこない。
エビと同じ系統って聞いたことあるけど、傍目からはそんな印象は一切受けない。



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いただきます。

ずるる。


……味噌汁が海鮮汁になった!
おいしい!

新鮮な驚きを得た。こういうのがあるからこの生活はステキ。
日常の一つ一つが輝きを持って見える。
今まで素通りしていたもの一つ一つが「これどうやったら利用できるかな・・・・・」とかそういう思考になる。
そうすると、全ては恵みに思えてくる。
ありがたみを感じる。


……っつってもまあ、今は書き著したいものが豊富にあるのでそっちに時間割いてられないんだけどね。
食糧も基本パスタだし。出来合いソースだし。
でも、二年もこうやってるのにこうして新鮮な驚きが供給され続ける、というのは、物書きにとって素晴らしいことなのかもしれない。

そう思った。


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道端の食材たち

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アロエを見つけた。

たぶんキダチアロエ。冬でも葉を枯らさずに青々としている。
ヨーグルトに入ったシロップ漬けのものは美味しいけれども、生で食べるとそれほど美味しいものでもない。
砂糖漬けにしてヨーグルトに和えるだけの手間暇をかけるならもう寒天喰っとけよって思ってしまう。
なので素通り。

でもケガをしたときに止血できるから、一応場所だけは覚えておこうと思った。



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干潮になると昔々の堆積岩があらわれるところで、漣痕(海底の砂のなみなみ)がそのまま化石になっている珍しい地形だとのこと。

だけど今は食糧庫。
三葉虫みたいなやつがいたけれども、うまいこと剥がせずに殺してしまった。
ごめんなさい。
下手に岩全体が化石だと思ってしまうと、壊すのが怖くてうかつに手が出せない。
ちょっととんがってるやつじゃないと、うまいことぴゃってひっぺがせない。



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こいつは喰えんな。



ケイトライフ、南に行けば冬も快適! とか楽観視していたけれども、南に行くのは高度を上げる行為に比べて全くと言っていいほど効果が見込めない。
要は寒い!
まったく、日本が伸びて赤道直下の町ができればいいのに。
それかエヴァみたいに地軸がずれればいいのに。

一回目の冬は東京の駐車場で迎えたので色々捗ることも捗らないこともあった。
念願の地方の冬。海水浴場。
でも実際思ったほどじゃあなくてがっかり。
天然のエアコン計画冬限定で失敗。


ただ、ケイトライフ自体の楽しみはまだしっかり息づいている。

この土地、すごく面白いのだ。
所々でカオスの匂いがする。
南方熊楠がカオスを引き寄せている。
あるいはこのカオスが、ぐっすーをぐっすーたらしめたのか。

執筆も捗るし、通報もされないし。
寒い以外は言うことなしだな!



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